COLUMN

SNS採用を成功させるコツ!プラットフォーム別成功事例と始め方

「SNSを活用して採用活動のコストを下げたい!」
「SNS採用は離職率が低いと言うけれど、本当?」

SNSを活用した採用活動は昨今注目を集めています。
しかし、間違った方法で行うと、採用までつながらないだけでなく、かえって企業イメージを下げ、採用に逆効果になりかねません。

そこで、本記事ではSNSを活用を成功させるコツをプラットフォーム別に解説し、実際に何から始めればいいのかを解説します。

これからSNS採用を始める企業のご担当者様は必見です。

SNS採用が注目されている背景

SNS採用が注目されている背景

SNS採用が注目されている背景には、以下の2つがあります。

  • Z世代の検索媒体がGoogleなどの検索エンジンからSNSに変遷している
  • Z世代はよりリアルな情報を求めている

これまでは、採用活動においてもGoogleなどの検索エンジンを利用して、検索するのが一般的とされてきました。

しかし、Z世代は実際に起きた出来事や、ユーザーのリアルな口コミを重視する傾向にあるため、検索エンジンよりも先にSNSで検索するのが普通になっています。

この検索媒体の変化では、Z世代がより「リアル」な情報を重視していることが窺えます。

したがって、SNS採用においては、コーポレートサイトと似通った情報を掲載するのではなく、もっと身近でリアルな情報を掲載しなければいけません。

各プラットフォームの特徴とSNS採用の成功事例

各プラットフォームの特徴とSNS採用の成功事例

「自社に向いているのはどのプラットフォーム?」
「できれば運用が簡単なプラットフォームにしたい」
など、さまざまなご希望があるかもしれません。

しかし、SNSの各プラットフォームにはそれぞれ特徴があるので、自社の希望とは違ったものが向いているケースもあります。
そこで、ここからは各プラットフォームの特徴と、実際のSNS採用の成功事例を紹介します。

Instagram:日本交通

日本交通のInstagram投稿1

@nihonkotsusaiyo

日本交通のInstagram投稿

Instagramは写真や動画を通じた、視覚に訴えかけるSNSです。

Instagramのメインユーザーは20代で、男女比は4:6となっているため、まさに新卒や第二新卒世代にリーチしやすいプラットフォームとなっています。

(参考:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書/総務省

Instagramのリール投稿を使って都内主要道路の走行風景を流すなど、新卒の方でも思わず見入ってしまうようなアカウントになっています。

新卒採用に関しては、営業所の風景や入社式の様子、そして先輩社員の愛車など、タクシー会社ならではの視点で投稿しているのが特徴です。
入社後のイメージが湧きやすいので、応募者の不安を解消し、親近感を持たせることに成功しているアカウントと言えるでしょう。

YouTube:JR東海

YouTubeは動画によって多くの情報を伝えられるプラットフォームです。
長尺の動画では伝えたいことを網羅でき、短尺動画ではキャッチーな投稿によって視聴者へのフックとなったりと、さまざまな使い方ができる便利なプラットフォームと言えるでしょう。

YouTubeの成功事例はJR東海です。
公共交通機関は身近であるものの、いざ仕事となると、業務内容がイメージしにくい職種かもしれません。

JR東海では、職種ごとの仕事紹介や、出産後の働き方など、キャリア形成において学生が気になることをオブラートに包まず動画で話しています。
言いにくい、そして聞きにくい話題をあえて動画にすることで、企業に対する信頼感の獲得にも一役買っています。

X(旧:Twitter):楽天カード

X(旧:Twitter)は文字がメインのSNSで、拡散力が高いのが特徴です。
文字がメインなので写真での訴求が難しいBtoB企業にも向いています。

X(旧:Twitter)での採用成功事例は、楽天カードです。
楽天カードでは、採用に関する告知だけでなく、先輩社員の1日のスケジュールや服装など、細かいけれど学生が気になる情報を発信しています。

先輩社員のインタビューなど、気になるコンテンツを手軽に読めるので、就活を意識した学生にとって親しみやすいアカウントです。

TikTok/LINE:EMOLVA

TikTokは日本では10代女性と20代男性の利用が多いプラットフォームです。
TikTokの最大の特徴は、アルゴリズムの独特さでしょう。

TikTokではアカウントの運用歴に関わらず、1本の短尺動画が「バズる」可能性があります。
また、短尺とはいえ動画を発信できるので、伝えられる情報量が多く、動画の内容次第ではファンの獲得が容易とも言えるでしょう。

TikTok採用の成功事例は、株式会社EMOLVAです。

社長自身がアニメオタクというリーチを存分に活かし、アニメという共通言語を使ってZ世代への認知を獲得、そして別アカウントではしっかり事業内容や社長としての一面もアピールしているので、アニメオタクのイメージだけが一人歩きすることもありません。

EMOLVAでは、入社希望の応募者に向けて開設した公式LINEアカウントの登録者が12,000人を超えました。

TikTokで認知を獲得するだけでなく、公式LINEという受け皿を用意することで、よりクローズドな情報を発信でき、採用の確度を上げられる手法は、社員全員がインフルエンサーであるEMOLVAならではの採用戦略と言えるでしょう。

EMOLVAではInstagram、TikTok、YouTube、X(旧:Twitter)の運用代行を行っています。
各プラットフォームのアルゴリズムを熟知し「バズり」や認知獲得のプロ集団が、貴社のアカウント設計から運用まで一括で承ります。

商材がない、Z世代にどうリーチすればいいかわからないといったお悩みをお抱えの企業様は、一度ご相談ください。
商材・業界に合ったプラットフォームと施策を提案いたします。

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SNS採用のメリット

SNS採用のメリット

SNS採用のメリットは、主に以下の4つです。

  • 低コストで実施できる
  • 企業認知・ブランディングができる
  • 拡散力が高い
  • 企業と応募者のミスマッチを防げる

ここからは、SNS採用のメリットを解説します。

低コストで実施できる

SNS採用の最大のメリットは、低コストで採用活動ができることです。
株式会社マイナビの調査によると、入社予定者1人あたりの採用費は、全体で約45.0万円/上場企業:約38.1万円/非上場企業:約45.5万円です。
つまり、新卒が2人以上いる場合は100万円以上の費用負担が発生する計算となります。
(参考:新卒採用の予算について/株式会社マイナビ

一方、SNSは利用登録料が無料なので、無料で採用活動を開始できます。
したがって、採用活動費を削減したい企業にとっては、SNSを活用した採用活動がおすすめです。

企業認知・ブランディングができる

SNSを活用することで、企業認知やブランディングができることも見逃せません。
コーポレートサイトは受け身の広告なので、学生からの認知がなければ訪問されることはありません。

しかし、SNSの場合、企業側から学生に向けてリーチができ、しかも採用したい属性をセグメントすることも可能です。
また、ターゲットユーザー(学生)に向けて自社のブランディングができるので、好印象を抱かれやすいこともメリットといえます。

拡散力が高い

SNSは拡散力が高いので、適切な施策を行えばターゲットに届きやすく、なおかつ認知を急速に高められるのがメリットです。

しかし、拡散力が高いということは、裏を返せば炎上リスクが高いということでもあります。せっかく築いた企業イメージを壊さないためにも、SNS採用ではネットリテラシーの高さも重視しなければいけません。

企業と応募者のミスマッチを防げる

SNSでは、自社のターゲットユーザーに投稿を届けやすいのが特徴です。

SNSで入社後のイメージをしっかり掴んでもらうことで、逆に離職が防げるので、SNSでは社員の人柄や業務内容、社屋の雰囲気を伝えるといいでしょう。

SNS採用のデメリット

SNS採用のデメリット

メリットの大きいSNS採用ですが、もちろんデメリットもあります。

SNS採用のデメリットは、以下の3つです。

  • 時間がかかる
  • 炎上リスクがある
  • 運用に人的コストがかかる

ここからは、それぞれのデメリットを解説します。

時間がかかる

SNS採用のデメリットは、アカウント開設から認知されるまで中長期的な時間がかかることです。

TikTokのように投稿が単発で「バズった」としても、アカウント設計がなされていなければユーザーの離脱を招きます。
したがって、アカウント設計から情報発信までの一貫性が必要です。

アカウントを開設したからと言って、応募者がすぐに集まるわけではないことを予め知っておきましょう。

炎上リスクがある

SNSは拡散力が高いため、不祥事やユーザーとのミスコミュニケーションがそのまま炎上につながる可能性があります。

また、世代間ギャップによって、マイナスイメージを持たれる事柄の線引きが難しいのもSNSの特徴です。
ネットリテラシーに自信がない場合は、プロに外注することでリスクヘッジを行えます。

運用に人的コストがかかる

SNS運用は、投稿作成やフォロワーの問い合わせへの返信などに人的コストがかかります。

自社にリソースがあればいいですが、採用担当や広報担当はSNS運用のプロではありません。
これらのことから、ユーザーへの対応で自社のリソースを圧迫したり、その割に効果がイマイチだったりと人的コストが上がることもあります。

人的コストを自社の業務に集中させたい場合は、SNS運用を外注するのがおすすめです。

EMOLVAでは、各プラットフォームの運用代行を行っています。各キャンペーン施策も対応可能ですので、実際の事例を知りたい企業様はお問い合わせください。
お客様の業界に近い事例を用意の上、お待ちしております。

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SNS採用の始め方

SNS採用の始め方

SNS運用は、ただやみくもに始めればいいというものではありません。

採用についても同様で、SNS採用にも最短で結果を出すためのルートが存在します。
したがって、SNS採用をこれから始める場合、先に始め方を学んだ方がいいでしょう。

ここからは、SNS採用の始め方を紹介します。

ターゲットユーザーを明確にする

まずは、求職者となるターゲットユーザーを明確にしましょう。

性別の比率、属性、学歴、キャラクターなど、なるべく細かく検討することで、希望する属性の求職者に投稿を届けやすくなるからです。

いわゆる「ペルソナ」を作れればベストですが、難しい場合はどんな人に応募して欲しいのかを、社内で擦り合わせしておくことをおすすめします。

SNSのプラットフォームを選定する

次に、ターゲットユーザーと自社の予算に合わせてSNSのプラットフォームを選定します。

今後しっかり自社ブランディングを検討していくなら長尺動画を検討しても良いですが、動画系コンテンツは編集のための初期費用(PCやソフトウェアなど)と工数がかかります。

また、長尺動画は制作を外注しても費用負担が大きい傾向にあるので、予算に応じたプラットフォームを検討することも大切です。

コンテンツを企画・投稿する

プラットフォームを選定したら、コンテンツを企画・投稿します。
コンテンツと同時に検討していきたいのが、アカウントの初期設定です。

中小企業の場合、そもそも企業認知がないことが多いので、最初から採用メインでアカウントを作成すると早々に「ネタ切れ」となり、運用に悩むかもしれません。

認知がない場合は「自社アカウント」としてアカウントを作成し、先に自社の集客・認知を高めてから、採用に関する投稿を行う方法もあります。

自社の強みや業界によってベストプラクティスが変わりやすいので、可能であれば一度SNS運用のプロに相談することをおすすめします。

定期的に投稿し運用する

各SNSプラットフォームのアルゴリズムを考慮すると、定期的な投稿やユーザーとのコミュニケーションも必要です。

そこで定期的に投稿し、アカウントを運用することが大切になりますが、多くの中小企業が早々に「ネタ切れ」を起こしたり、広報担当者の業務負担が増えて投稿が滞ってしまったりするケースが散見されます。

このような更新停止の原因のほとんどは、アカウントの初期設定ミスです。
SNSアカウントを立ち上げたはいいものの、認知が取れないまま更新が止まることのないよう、リソースの確保・SNSコンサルへの相談・SNS運用代行への見積もり依頼など、先にこれらの方法も検討しておきましょう。

SNS採用を成功させるコツ

SNS採用を成功させるコツ

SNS採用を成功させるコツは「自社を知ってもらい、自社を好きになってもらう」ことです。
それでは自社の認知を獲得し、ファン化するにはどうすればいいのかというと、ターゲットユーザーにとって役立つ情報や「面白い」と思われるコンテンツを投稿し続けることが必要となります。

しかし、方法を知らないままアカウントを開設して投稿をスタートしても、満足のいく結果は得にくく、結果として来年度の新卒採用がスタートしても応募者が集まらないということも十分考えられます。

SNS採用を最短・最速で成功させるためには、SNS運用のプロに相談することが一番の近道です。
費用はかかりますが、初期段階で相談・コンサルティングを受けることで、自社では気付きにくい自社の魅力や、競合他社・同業の傾向から、自社に合ったSNS運用方法がわかります。

また、中小企業ではSNS運用のリソースが不足していることが多いので、思い切ってSNS運用代行に一任するのも1つの手段です。

EMOLVAではSNSアカウント運用・育成代行を行っています。
貴社の現状の課題と希望をヒアリングし、投稿作成からキャンペーン施策、レポートまでワンストップで承りますので、アカウントが伸びない原因も、これからアカウントを伸ばすための施策もおわかりいただけます。

弊社事例のように、認知拡大のためのプラットフォーム(TikTok・Instagram・X(旧:Twitter))からLINEへの移行などの施策も対応可能ですので、まずはお悩みをお聞かせください。

Z世代に効果的に「刺さる」施策を提案いたします。

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まとめ|SNSで採用の最適化をしよう

SNSで採用の最適化をしよう

SNS採用は、無料で始められる企業の採用活動、兼、広報活動です。
知名度がないために採用サイトに掲載しても手応えが得られなかった企業や、求職者とのミスマッチが多く、離職率の高さに悩んでいる企業には特におすすめといえます。
しかし、SNS採用ではアカウントの運用が難しく、なおかつ中長期的な運用が必要です。
また、炎上リスクもあります。

これらのリスクを理解せずに採用アカウントを開設した場合、結果が出るまでに力尽きたり、必要以上に長い時間がかかることもあります。
そこで活用したいのが、SNS運用代行やSNS育成代行です。

一度プロに入ってもらうことで、自社の課題とともに最適なSNSプラットフォームや運用方針がクリアになります。
採用活動にSNSを最短で活用したいなら、一度プロに相談することをおすすめします。

ヒアリングでは、自社の課題とともに打ち出していく強みもわかります。
Z世代に「採用後のリアル」を伝え、お互いに気持ちよく働くためには、SNS採用の有効活用が必須です。
SNS運用を活用し、採用活動に活かしていきましょう。

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