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Instagramのリーチとは?インプレッションとの違いや増やし方を解説

Instagramのアカウントを運用していくにあたって、客観的な数値でアカウントや投稿の分析を行うことはとても重要です。

アカウントを分析するための数値は複数ありますが、その中でも今回はInstagramの「リーチ」についてご紹介していきます。

なんとなく理解したつもりではいるけど「インプレッション」との違いがはっきり分かっていない...という方へ向けて、2つの違いについても解説しています。

数値の増やし方についても解説しておりますので、ぜひ本記事を参考にInstagramの投稿やアカウントのリーチを伸ばしていきましょう!

Instagramのリーチとは?

Instagramのリーチ数画面

Instagramのインサイトを見なれていない方は、

「そもそもリーチ数やインプレッションの違いって何?」

「どうしてインプレッションの方が多いの?」

など、様々な疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか?

まずはじめに、Instagramのリーチについて解説していきます。

Instagramのリーチは「投稿を見た人数」のこと

Instagramのリーチは、「どのくらいの人が投稿を見たのか」を指す具体的な数値のことを指します。

このリーチ数が多いほど、いいねやコメントといったエンゲージメント・アカウントのフォローへ繋がりやすくなるため、アカウントを運営していく上で非常に重要な数値となっています。

インプレッションとの違い

Instagramのリーチとよく混同される数値として、インプレッションが挙げられます。

両方ともアカウントや投稿を具体的な数値で評価できるという点では同じですが、インプレッションは「投稿がユーザーの画面に表示された回数」のことを指します。

つまり、同じユーザーが複数回投稿を見た際にも、その回数分、数字がカウントされる仕組みとなっているのです。

リーチは先述したように投稿を見た人数のみをカウントする仕組みとなっている為、投稿への流入経路などを知るにあたってはインプレッションが重要な数値となるでしょう。

どちらもInstagramの分析にあたって重要な指標となっていますので、シチュエーションに合わせて使い分けていきましょう。

Instagramのリーチを確認する方法

Instagramのリーチ数画面

リーチの重要性について理解できたところで、Instagramのリーチを確認する方法を解説していきます。

リーチは投稿ごとだけでなく、アカウント全体でもチェックすることができるので、1ヵ月投稿してみたら全体でどのように数値の変動があったのかもチェックするようにしましょう!

ビジネスアカウントに切り替えることが必要

Instagramのリーチを見るには、まずビジネスアカウントに切り替えることが必要となります。

プロフィール画面右上のメニューバーから設定画面を開き、「プロフェッショナル向け」の「アカウントの種類とツール」から「プロアカウントに切り替える」を選択しましょう。

Instagram リーチ確認方法

なお、プロアカウントに切り替える際には連絡先情報の設定が必要となります。

投稿のリーチを見る方法

各投稿のリーチ数を確認する際には、投稿画面下に表示されている「インサイトを見る」ボタンをタップしましょう。

Instagram リーチ確認方法

「リーチ」欄に、投稿にリーチしたアカウント数や、フォロワー/フォロワー以外のユーザーの割合も表示されていますので、確認してください。

フォロワー外のユーザーにリーチできている場合、アカウントの認知拡大や新規ユーザーの獲得に投稿が役立っていると期待出来るでしょう。

アカウント全体のリーチを見る方法

一方、アカウント全体のリーチ数を確認したいときには、プロフィール画面トップの「プロフェッショナルダッシュボード」を開いてみて下さい。

インサイトの中に「リーチしたアカウント」が表示されており、タップすると期間(過去7日間〜過去90日間)ごとにリーチしたアカウント数を確認することができます。

Instagram リーチ確認方法

アカウントごとのリーチに関しても、フォロワー/フォロワー以外のリーチ割合が表示されています。

Instagram リーチ確認方法

他にも、

  • コンテンツタイプ別のリーチ数
  • コンテンツごとのリーチ数
  • リーチしたオーディエンス

などの閲覧が可能です。

リーチしたオーディエンスは、

  • 都市
  • 年齢層
  • 性別の割合

についても知ることができますので、自社のターゲット層にリーチできているか確認してみましょう。

Instagramのリーチを増やす方法6選

Instagram のインサイト確認画面

Instagramのリーチ数を確認できたところで、思っていたよりリーチが伸びていなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本項目では、Instagramのリーチを増やす方法6選をご紹介していきます。

自社のInstagramアカウントを伸ばしていきたいとお考えの方は、ぜひ実行してみて下さい。

投稿頻度を増やす

当たり前ですが、投稿頻度投稿数を増やせば、その分リーチも増加します。

また、投稿数を増やすことで、リーチが多い投稿の傾向を知ることができるため、投稿の改善に繋げることができるでしょう。

そのため、まずはこまめに投稿していくことが有効です。Instagramでは、通常フィード投稿は2〜3日に1回、ストーリーズとリール動画は1日1回以上が適切とされていますので、投稿の目安にしてみて下さい。

投稿時間を工夫する

Instagramではもちろん、SNSにおいては投稿する時間帯がリーチ数に大きな影響を及ぼします。

質が良い投稿をしたとしても、閲覧数が少ない時間帯に投稿してしまうとリーチを集めることができません。

Instagramのユーザーがアクティブな時間帯は以下の3つと言われています。

7時〜9時:通勤・通学時間帯

12時〜13時:ランチタイム

・18時〜22時:帰宅後のゴールデンタイム

上記はあくまでも一般的に言われている例であり、自社アカウントのターゲット層によっては異なる場合もありますので、投稿していく中でリーチが集まる時間帯をつかんでいきましょう。

ハッシュタグや音源を活用する

最近ではおすすめ機能などが発展してきているものの、X(旧:Twitter)などと比較するとInstagramは拡散性が高いSNSプラットフォームであるとはあまり言えません。

そのため、ハッシュタグといった検索機能を積極的に活用することで、フォロワー外のユーザーにも投稿を閲覧してもらう必要があります。

投稿に適したハッシュタグから、人気のハッシュタグ・ターゲット層にリーチできるハッシュタグなどを選定していきましょう。

また、リール動画であれば、トレンドの音源を利用することで音源の検索機能から投稿を見つけてもらうことも期待できますので、積極的に活用していきましょう。

ユーザーとコミュニケーションを図る

Instagramのアカウントを運用する際には、ユーザーとコミュニケーションを取ることもリーチを増やすうえで重要となります。

コミュニケーションを取ることでユーザーはアカウントに対して親近感を感じ、投稿にアクションを起こしやすくなるといった効果が見込めます。

自社の投稿に対するコメントに返信をしたり、自社の製品・サービスにまつわる投稿のリポストやメンション・コメントを行うのも良いでしょう。

キャンペーン投稿の活用

Instagramキャンペーン投稿を実施するのも有効な方法のひとつです。

キャンペーンの参加条件としては、「いいね+フォロー」といった参加しやすいものから、「オリジナルハッシュタグを使用して自社製品の投稿を行う」といったUGCを増加させるものまで様々な例が挙げられます。

キャンペーン投稿を実施する目的を明確にすることで、適切な条件・景品の選定を行いましょう。

ストーリーズ機能の活用

Instagramには、通常のフィード投稿とは別に、ストーリーズ機能が存在します。

ストーリーズは主にフォロワーに向けてアプローチできる機能となっており、近年ではタイムラインのフィードよりストーリーズ投稿を閲覧するというユーザーも増加しています。

また、フォローしているアカウントが多いユーザーは特に、タイムラインが流れていきやすいといった特徴もあります。

そのため、新規のフィード投稿を行った際には、ストーリーズでのシェアを行うことで投稿へアクセスしてもらう効果が期待出来るでしょう。

Instagramのリーチとは?インプレッションとの違いや増やし方を解説 | まとめ

Instagram の操作画面

以上、Instagramにおけるインプレッションとリーチの違いやリーチ数の増やし方について解説しました。

Instagramのリーチを分析していくことで投稿やアカウントの見直し・改善を行っていくことができますので、まだ活用したことがないという方はぜひチェックしてみて下さい。

なお、弊社EMOLVAでは、Instagramをはじめとして、企業や団体のSNS運用を全面的にサポートするためのSNS運用代行サービスを提供しています。

Instagramの運営を行っていく中で不明な点があった場合は、是非お気軽にご相談ください。

榊原 清一

監修者

榊原 清一

株式会社EMOLVA 代表取締役社長

SNSマーケティングやインフルエンサーマーケティングを手掛ける株式会社EMOLVAの代表取締役社長。自身もインフルエンサーとして活動しており、SNSの総フォロワー数は50万人を超える。

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