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Instagram広告の出し方とは?特徴や費用相場も解説!

近年、Instagramの利用率は全世代で増加しており、多くのユーザーに日常的に利用されています。

画像や動画の訴求力も高いことから、SNSマーケティングやビジネスにおいても重要な要素です。

そんなInstagramには広告機能が存在し、活用することで商品・サービスの認知拡大や購買促進を行うことが期待できます。

本記事では、Instagram広告の出し方について、特徴や種類などもふまえてご紹介していきます。

Instagramを活用したSNSマーケティングに力を入れていきたいとお考えの方は是非最後までご一読ください。

Instagram広告とは

Instagram広告とは、Instagram上の様々な場所に広告を掲載することができるサービスのことを指します。

日本では月間で3,300万人以上ものアカウントがアクティブな状態であり、活用することで多くのユーザーに認知を図ることが可能です。

Instagram広告の特徴としては、以下のような点が挙げられます。

Instagram広告の特徴① 精度が高いターゲティングができる

Instagram広告は、Facebook広告と連携して広告配信を行う仕組みとなっています。

Facebookは性別や職業、地域や興味関心といった個人情報を登録して利用するサービスとなっており、Instagram広告を出稿する際にも登録された情報を活用する事が可能です。

そのため、自社の顧客となり得るようなユーザーに向けた、精度の高いターゲティングを行うことができるでしょう。

Instagram広告の特徴② 低予算でも広告配信が可能

純広告の場合は広告を掲載する金額の枠が固定で決まっていることが多いですが、Instagram広告は予算に合わせて広告配信を行うことが可能です。

また、最低155円から広告配信が可能であるなど、予算が少なくても利用しやすいといったメリットが挙げられるでしょう。

Instagram広告の特徴③ 企業アカウントとの相性が良い

サイバー・バズが2017年に行った「Instagramの企業アカウントに関する意識調査」では、「Instagramでフォローしている企業・ブランドの投稿をきっかけに商品を購入したことがありますか?」という質問に対し、20代女性の約90%が「YES」と回答しています。

上記の点から、Instagramではユーザーが購買行動に遷移しやすいことが伺えます。

また、Instagram広告は、広告とオーガニック投稿に外見上大きな違いがないという特徴もあります。

そのため、広告に宣伝感が出にくく、ユーザーにしっかりと広告を閲覧してもらうことが期待できるでしょう。

Instagram広告の特徴④ ビジュアルでの訴求力が高い

Instagramは画像や動画を中心としたSNSプラットフォームであるため、ビジュアルの訴求力が高いことも特徴的です。

そのため、美容やファッション、旅行といった視覚的魅力度が高い商材との相性がとても高いと言えるでしょう。

Instagram広告の出し方 

Instagramの反応のイメージ

Instagram広告の特徴が分かったところで、実際にInstagram広告を出す方法についてご紹介していきます。

Instagram広告は、Facebook広告マネージャから作成する方法とInstagramから直接広告出稿する方法の2通りありますので、それぞれの手順について見ていきましょう。

Facebook広告マネージャから作成する方法

Facebook広告マネージャからInstagram広告を作成する方法は以下の通りです。

1.Facebookページで「ビジネスマネージャー」を作成

Instagram広告を出稿するにあたって、Facebookと共通の管理画面である「Metaビジネスマネージャ」を使用します。

Facebookアカウントをお持ちでない方は、Facebookアカウントとビジネスマネージャーのアカウント作成から行う必要があります。

自社のFacebookページにログインし、設定画面もしくは「Metaビジネスマネージャ」のページから始めましょう。

2.FacebookページとInstagramアカウントの連携

続いて、FacebookアカウントとInstagramアカウントの連携を行っていきましょう。

Instagramアプリを開いて、アカウントのプロフィール画面からメニューバーを開きましょう。

メニュー内の「プロフェッショナル向け」にある「アカウントの種類とツール」をタップすると「プロアカウントに切り替える」というボタンがあるので、選択します。

アカウントのカテゴリや、クリエイターかビジネスかの種別、連絡先の入力を行い、Facebookログイン情報を入力すると、アカウントの連携が完了です。

3.広告クリエイティブを用意する

続いて、Instagram広告として出稿したいクリエイティブを用意しましょう。

Instagram広告には様々な種類があり、それぞれ効果的なフォーマットや編集が異なりますので、最適なものを選んで効果的なクリエイティブを作成していきましょう。

4.キャンペーンを作成する

次に、キャンペーンの作成を行います。

Facebookのビジネスマネージャー内の「広告マネージャ」を開き、キャンペーンを作成していきます。

表示に沿ってキャンペーンの目的や掲載期間、予算やオーディエンスの属性といった詳細を決めましょう。

5.広告を入稿

キャンペーンが作成できたところで、早速広告を入稿していきます。

画像や動画をアップロードし、システムに入稿したら、ファイルの順番やリンク先URLに間違いがないかをチェックしましょう。

6.支払い方法を設定

続いて、支払い方法を設定していきます。

ビジネス設定画面のメニューからInstagram広告費の支払い方法としてクレジットカード・デビットカード・PayPalのいずれかを選択し、決済情報を入力しましょう。

7.広告を掲載する

ここまでの作業ができたら、設定した項目内容に間違いがないかをチェックしましょう。

「確認して公開」をタップすれば、Instagram広告の掲載が完了です。

Instagramから直接広告を作成する方法

次に、InstagramのアプリやWebサイトから直接広告を作成する方法をご紹介します。

1.プロアカウントに変更

Instagram広告を出稿するにはまず、アカウントをプロアカウントに切り替える必要があります

アカウントのプロフィール画面からメニューバーを開き、メニュー内の「プロフェッショナル向け」にある「アカウントの種類とツール」をタップしましょう。

「プロアカウントに切り替える」というボタンがあるので、選択し、アカウントのカテゴリや、クリエイターかビジネスかの種別選択を行えば、プロアカウントへの切り替えが完了です。

2.広告配信したい投稿の「投稿を宣伝」を選択

次に、広告として配信したい投稿を表示しましょう。

プロアカウントへの切替が完了していれば、投稿の右下に「投稿を宣伝」というボタンが表示されているはずですので、タップしましょう。

3.広告の目的や配信オーディエンスを決める

続いて、広告の目的や配信オーディエンスを決めていきます。

目的としては、

  • プロフィールへのアクセスを増やす
  • ウェブサイトへのアクセスを増やす
  • メッセージの送信を促す

から選択が可能です。

配信オーディエンスは、

  • 信用(クレジットカード・ローンなど)、雇用、住宅、社会問題や選挙などの特別な要件
  • おすすめのオーディエンス
  • 自分で作成

上記から選択しましょう。

おすすめのオーディエンスを選択すると、自社アカウントのフォロワーに類似したユーザーがターゲットとして設定されます。

4.広告予算・期間を設定

ターゲット設定が完了したら、広告の予算と期間を決めていきます。

1日ごとの予算を細かく設定することが可能で、期間も1日から30日の範囲で自由に決めることができます。

1日当たり最低155円から出稿することが可能となっています。

5.支払い方法を設定し、広告を配信

続いて、支払い方法の設定をしましょう。

最後に広告のプレビューを見ることができるので、情報に誤りがないかを確認し、「投稿を宣伝」をタップすれば広告の配信が完了です。

Instagram広告にかかる出稿費用の相場

COST

Instagram広告は155円からの出稿が可能とお伝えしましたが、効果を見込むにはある程度の予算を確保する必要があるでしょう。

以下では、Instagram広告の4種類の課金形態ごとに、費用相場を解説していきます。

インプレッション課金(CPM)

インプレッションは投稿が表示された回数のことを指し、インプレッション課金は表示された回数に応じて課金される仕組みとなっています。

Instagramにおいては、広告が1000回表示されるごとに課金が行われる仕様となっており、比較的安価に出稿することが可能です。

費用相場としては1表示当たり0.2~1円(1000インプレッション当たり500~1000円)ほどとなっています。

インプレッション課金は、広告の露出を増やすことに秀でているため、企業やブランドの認知向上に効果が見込めます。

リンククリック課金(CPC)

リンククリック課金は、広告がクリックされるごとに費用が発生する課金形態となっています。

インプレッションが多くてもクリックされないと費用がかからない点が特徴です。

自社ホームページへの遷移やサイト商品の売り上げ増加を促したい際におすすめの方式であると言えます。

費用相場は1クリックあたり40~100円となっています。

再生数課金(CPV)

再生数課金は、広告の動画が再生された回数に応じて課金される仕組みとなっています。

動画が10秒以上視聴された場合にのみ費用が発生するため、 広告に興味を持ったユーザーに絞って費用を使用することができるのも特徴です。

費用相場は1再生あたり4~7円程度と言われています。

アプリインストール課金(CPI)

アプリインストール課金は、広告を通してアプリをインストールされた際に費用が発生する課金方法です。

アプリがインストールされなければ費用が発生しないことに加え、 アプリのインストール数を把握することができることから効果測定を行いやすいことも大きなメリットであると言えます。

費用相場は1インストールあたり100円~200円となっています。

Instagramの広告出稿を行う際は、自社の目的や商材の特徴に合わせて費用形態を選択していきましょう。

Instagram広告の出し方とは?| まとめ

以上、Instagram広告の出し方や費用相場までを解説いたしました。

低予算からでも出稿が可能であるInstagram広告であれば、個人事業主や中小企業の方でも気軽に活用することができます

本記事を参考に、自社に合った方法でInstagram広告を作成し、企業の認知拡大や売り上げ増加につなげていきましょう。

なお、弊社EMOLVAでは、Instagram広告出稿をはじめとし、普段のアカウント運用や投稿作成のコンサルも行っています。

Instagram広告のターゲット設定や効果的な運用方法にお悩みの方や、アカウント運用に力を入れていきたいという方は、SNS運用のエキスパートである弊社EMOLVAにお気軽にご相談ください。

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