Instagram投稿の質を上げるため、良い機材を用意したり加工にこだわったりと工夫を凝らしている方も多いことでしょう。
しかし、投稿してみたら元の画像・動画より画質が落ちて見えにくくなってしまった…という経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく質の高いコンテンツを作成しても、ユーザーにそのままの質を届けられなかったら残念ですよね。
そこで本記事では、Instagram投稿で画質が落ちる原因と対処法を解説していきます!
目次
Instagram投稿で画質が落ちるのか

Instagramで投稿を行った時に画質が落ちていると感じた方の中には、気のせいかもしれないと疑問に思っているかもしれません。
結論からいうと、それは気のせいではなく、実際にInstagramにおいて投稿の画質が落ちるケースは存在します。
その原因としては様々な原因が挙げられ、写真や画像・動画が原因であることもあれば、環境が原因であることもあります。
視覚訴求力がメインとなるInstagramにおいて、画像や動画の画質はとても重要です。
投稿した投稿の画質が落ちていると感じられた方は、しっかりと原因を分析をしたうえで対策を行う必要があるでしょう。
Instagramの投稿で画質が落ちる6つの原因

Instagramの投稿において画質が落ちることの原因は、主に以下の6つが挙げられます。
知らず知らずのうちにやってしまっているものがないかチェックしてみましょう。
写真や動画の容量が大きすぎる
写真や動画のファイルサイズが大きすぎると、Instagramが自動的にデータの圧縮を行うことがあります。
これは、容量が大きすぎる写真や動画は読み込みに時間を要し、Instagramユーザーに不快感を与えてしまうためです。
自動で行われた圧縮は画質の低下につながることがありますので、あらかじめ適切な圧縮を行っておくことが重要となるでしょう。
画像・動画のピクセル数が合っていない
ピクセルとは、画像やスマホの画面などの画素の数を表し、画像のきめ細やかさを表現する重要な指標です。
ピクセル数が高すぎると画像を処理する際に時間がかかるため、Instagramが圧縮を行うことから画質の低下を引き起こします。
一方、解像度の低すぎる画像・動画を準備すれば、圧縮こそ行われないものの、画像が元より荒く見えてしまいます。
画像や動画を準備する際には、最適な解像度のものを用意することが重要となるでしょう。
画像のサイズ数が合っていない
画像のサイズが不適切であるのも、Instagram投稿の画質を落とすことにつながります。
Instagramでは推奨されている画像サイズがありますが、投稿する画像のサイズと一致しなかった場合、画像が拡張されたりするためです。
すると、画質が落ちるだけでなくバランスの悪い投稿となってしまうため、二重に投稿のクオリティが悪く感じられてしまいます。
投稿の際には、Instagramに合ったサイズに設定しましょう。
同時に複数枚投稿している
Instagramで同時に複数枚の投稿を行うと、サーバーに負担がかかってしまい、画質が落ちることにつながります。
特に、投稿する写真や動画の容量が大きい場合には注意が必要です。
Instagramサーバーに負担をかけないよう、投稿するファイルのサイズ・解像度を均一に保つといった工夫が必要です。
通信環境が悪い
Instagramに投稿する際の環境も投稿の画質に影響を及ぼします。
通信速度が遅かったり、安定性のない場所で投稿を行ってしまうと、写真や動画の処理に時間がかかり、画質の低下を及ぼす可能性があるでしょう。
Wi-Fiを使用している環境下においては、安定した通信状況となっているか確認の上、投稿を行いましょう。
モバイルデータ通信を使用している場合は、節約モードをオフにすることで画質の低下を防ぐことができるケースもあります。
Instagram投稿を行う前に、まず通信環境をしっかりとチェックしておきましょう。
何度も下書き保存している
問題ないと思ってついついやってしまいがちな行為でありますが、実は下書きや上書きを何度も行うのもInstagram投稿の画質が落ちることにつながります。
画像や動画の容量が軽い場合にはあまり影響することはありませんが、高画質の画像など、容量の大きい投稿を行う際には注意が必要です。
上記のような場合は、できるだけすぐに投稿を行うように心がけましょう。
Instagram投稿で画質が落ちるときの対処法6選

では、Instagram投稿を行うにあたって画質が落ちる場合にはどうしたらいいのでしょうか。
以下では、Instagram投稿で画質低下を防ぐための対処法6選をご紹介していきます。
画質が落ちて困っているという方はぜひ実践してみてください。
Instagramの高画質モードを使用する
Instagramには、高画質の写真・動画を投稿するための機能「高画質モード」が存在します。
高画質モードの使用法は以下の通りです。

- プロフィール右上にあるハンバーガーメニューから「設定とアクティビティ」を開く
- 「アプリとメディア」タブの中の「メディアの画質」を選択
- 「最高画質でアップロード」のスイッチをオンにする
上記のモードで投稿を行う際は、通常よりも時間やデータ通信料を要するので、ネットワーク環境が安定した場所で使用するようにしましょう。
Instagramに合ったピクセル数・サイズ数にする
Instagramでは、推奨されているピクセル数やサイズ数が決められていると先述しました。
投稿を行う際には、画像や動画が圧縮されたりひきのばされたりして画質が落ちることのないよう、あらかじめ推奨サイズを守っておきましょう。
Instagramで推奨されているピクセル数やサイズは、機能ごとに以下の通りです。
<フィード投稿>
サイズ | ピクセル数 |
---|---|
1:1(正方形) | 1080×1080 |
1.91:5(横長) | 1080×566 |
4:5(縦長) | 1080×1350 |
<リール動画>
サイズ | ピクセル数 |
---|---|
9:16 | 1080×1920 |
<ストーリーズ>
サイズ | 最大ファイルサイズ |
---|---|
9:16および4:5~1.91:1 | 30MB |
一度に投稿する数を減らす
Instagramに複数投稿する際は、5〜7程度が最適であると言われています。
動画を7つ以上投稿するとコンテンツが重くなり、投稿の画質が落ちる傾向にあると言われていますので、注意が必要です。
複数投稿する際は、画像や動画の容量をチェックした上で、枚数が多くなりすぎないように調節しましょう。
インターネット環境の良い場所で投稿する
投稿を行う際の通信環境も画質に影響を及ぼすことを先述しました。
Instagram投稿を行う通信環境としてはWi-Fiの環境下が推奨されています。
安定したWi-Fi下であれば高速通信が可能となり、Instagram投稿の画質が落ちることを防げます。
Wi-Fiの通信状態が安定していない場合には、ルーターの位置を見直したり、再起動を行うなどの工夫を行いましょう。
加工しすぎない
Instagram投稿をおこなう画像や動画を加工しすぎると、画質を落とすことにつながりかねませんので、適度な加工でとどめておくことも重要となります。
加工の中でも特に、フィルターやエフェクトなどは多用すると画質の低下を招きやすいため、注意が必要です。
また、加工した画像や動画を保存する際には解像度やファイル形式を選択することができますので、Instagramの推奨サイズ・ピクセルに合うものを選びましょう。
画像の圧縮を行う
Instagramでは画像や動画の容量が重すぎた場合に自動的に圧縮が行われてしまうことがあるとお伝えしましたが、この自動圧縮は大幅に容量を小さくしているため、画質を一気に落としてしまいます。
データ容量が大きい場合は、あらかじめ他のツールを使用し、Instagramのデータ容量に合った画質の圧縮を行っておくようにしましょう。
Instagramの投稿で画質が落ちるのはなぜ?まとめ
本記事では、Instagram投稿で画質が落ちる原因とその対処法を解説いたしました。
投稿の質を固めようとするあまりについついやってしまっていた行為が原因になっていたというケースもあったのではないでしょうか。
当てはまるものをやってしまっていたという方は、今後Instagram投稿を行う際に気を付けてみましょう。
なお、弊社EMOLVAでは、独自のノウハウを基に、InstagramをはじめとするSNSの投稿作成やアカウント運営といった全面的なサポートを行っています。
Instagramの投稿作りやアカウント運営にお悩みの際は、まずはお気軽にご相談ください。